9月27日~30日まで、中国北京郊外にあるTTA本社へ研修の為、訪問。
▼TTA設立11周年記念撮影に、一緒に入りました。TTA本社スタッフと。
低価格版自動飛行散布モデル
2018年春に縦軸ラインドローンをテストした様子。(50mのクレーンを使用)
その後も、建造物を使って弊社では検査目的に改良し、テストフライトを繰り返しています。来月には、最終的な大型建造物に対する最終テストも行う予定で、今現在でもテストは繰り返し行っています。
弊社で昨年及び今年と新たに安全飛行システムの特許を取得いたしました。マルチコプター(ドローン)にラインを取り付けてフライトさせる安全システムになります。
弊社ではこのシステムをラインドローン、Safty Drone System=SDSとも呼んでいます。既に国土交通省の認可も取得しており、催し物での開催においても利用しやすく
なっています。
今回の仕様はPhantm4へ脱着(1-2分)が可能であり、縦軸、横軸とあります。P4だけでなくオリジナルの機体等へ装着。この安全飛行システムの共同開発の検討もいたします。また、特許に関するライセンス契約等も行っております。ご興味のある方は、お気軽にご相談のほどよろしくお願いいたします。
【販売商品】ライン長100mのセットシステム 86,000円(税別)~
お問い合わせいただければ、詳細資料をお送りします。
Japan Innovation Callengeは、人命救助を目的とした競技であり10月16日~20日まで5日間、北海道上士幌町で毎日、異なった条件で捜索を行います。山岳部における地域で捜索範囲も広くチームで作戦を立ててフライトさせます。各チームは異なった作戦を行い、装備、資金力の問題も出てきます。昨年とは比べると大幅にレベルアップし、弊社ではドローン搬送時の降下システムも昨年は弊社のだけでしたが、今年は多くの企業が製作し参加、また、弊社では、昨年度はオープンソース仕様の機体で参加しましたが、今年は汎用品の機体でどこまで利用できるかの実証実験でもありました。小型機では昨年も利用しましたが平均2㎞程度までを低空で数十枚の撮影をプログラム飛行で行い分析するという形で、数多くのプログラム飛行を行いました。今年は16回の飛行を実施。大型機でもプログラム飛行を座標計算でフライトし、その後はマニュアルでターゲットを決めて荷物を降下させます。いろんな問題は発生しましたが、安全重視でフライトし一度だけミスは起きましたが、基本的には十分な飛行特性と計算方法、精度にかかわる部分は大きな経験を積むことができました。荷物投下も一度は通信不良で現地退散、その後は1m、2mオーバーとなり惜しくも達成にはなりませんでしたが、この部分の対策は今後、すぐに改善できるため、荷物運搬等に関しても多くの情報を得ることができました。弊社独自のシステムも搭載しておりますが、今後は専門他社と共同開発も視野に入れてよい製品開発とスクールで役立てたいと思います。
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弊社ではスタンダードムーブ社との共同開発で2013年からTurbineを搭載したDrone開発を行っております。最近までは非公開で研究を行い、これまで多くのテストを繰り返し行っております。電動大型Droneでも安定した制御をさせるには多くの苦労を要していました。この経験とTurbineに対しても同等の苦労を得ており、弊社ではドイツ、イギリスとTurbine企業において技術を学び、多くの問題を解決してきた経験をこのTurbineDroneに注いでいる状況です。独自のプログラム、制御系には新たな専門スタッフがこれからは加わり、より大きな未来に対して研究を進めていくことと思います。既に世界を通じて関心を得られている状況でもあり、今後は徐々に実用化に向けた改善、改良を加えていくことでしょう。開発環境も法律に厳しい日本では限界もあるので、国内ではできる範囲の研究開発で、海外でも試験を行う必要は出てくることでしょう。このTurbineDroneの試験において学ぶ要素は多くあり、この研究成果を利用し汎用ドローンへも反映されていくことと考えています。
このTurbineDroneの特徴は、高出力型動力ユニットでどこまでの目標とVisionが得られるのかは未知数です。この試験機のスペックで最大出力は320kgの推力を持っています。この推力は輸送能力と輸送スピード、コストに関して現実可能な目標値へ近づけるための第一号の試験機となります。誰も行っていないことを現実的に開発する。大きなコスト、時間。これらは誰もがやっていないからこそ魅力ある研究開発となり、多くのサポートを得て今後、徐々に理想と現実に向けて改良しチャレンジしていくことと思います。